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銀行員FPのとしての理想と現実。独立しなければ真のFPにはなれない

こんにちは。アトフジと申します。

ブログは、価値ある情報を提供する場所であることは重々承知ですが、今回は銀行員でもありFPでもある自分自身について話したいと思います。

※主にFP(ファイナンシャル・プランナー)についての話と、銀行員FPの実態について書いた記事です。

FPを目指す方や銀行員を考えている方には多少なりとも価値のある情報かと思います。

そもそもファイナンシャル・プランナーとは

ファイナンシャル・プランナー(以後FPと表記)とはどういう人をさすのでしょうか。

少し僕自身の考えを整理しながら説明していきます。

 

「FPってどんな人のことを言うんですか?」

 

と問われた際に、現時点で僕の中にある答えはこれです

「FP=お金の専門家」

そもそもファイナンシャルはファイナンスの形容詞です。

ファイナンスは直訳すると、財源、資金、財政、財政学、金融、融資、資金調達、など様々な意味合いで使われています。

ファイナンスを意味する言葉に共通していることは「お金」。

僕たちが日頃使っている狭い意味でのお金ではなく、個人資産、事業資金、さらには国の財政まで広い意味での「お金」に対して専門性を発揮できる人間がFPという人間だと僕は思っています。

FPの仕事は何か?

こう問われた時に、今現在を持っている答えがこちら。

「顧客の立場に立ち、幅広い知識と専門性を発揮し、顧客に合った最善の方法により顧客の課題解決に尽力する」

・相続財産が沢山ある方へ相続税対策はもちろんのこと、円滑な相続ができるようアドバイスをする

・老後資産を準備しようとする人へ、その人の実現したい未来像を踏まえプランを立案する

・資金繰りに困っている企業へ、単に融資を受けるだけでなく資金繰り改善を図る

・創業を考えている方へ、創業計画策定や補助金の紹介、ビジネスマッチングを行う

FPの仕事は上記のように幅が広く専門性が必要な仕事ばかりです。

 

FPの職業倫理には6つの倫理があります。

FPの職業倫理

・守秘義務の厳守

・顧客利益の優先

・顧客に対する説明責任

・コンプライアンスの徹底

・インフォームドコンセント(顧客の同意に基づく選択)

・知識の啓発

FP技能士1級のテキストの一番最初に登場する内容です。

FPというのは顧客との信頼関係がなければ成り立たない仕事です。

信頼関係を築く上でも、職業倫理に掲げた6つは当然にして守るべき倫理観です。

FPにとって何よりも大切な事は「お客様中心」である事。

お客様から始まりお客様で終わる、主役はお客様です。

そしてそのお客様に寄り添う形で歩むのがFPとしての姿だと思います。

以上が、僕が理想と思うFPという人間とその仕事についてです。

銀行員FPとしての現実

では実際FPでありながら、銀行員として働いている僕の現実を話していきます。

理想と現実のギャップとは良く言ったもので、僕の場合の現実はかなり理想とはかけ離れています。

現実は酷いものですよ笑

本来であれば「顧客中心」にいなければいけないFPなのに、完全に「自分中心」「会社中心」になってしまいます。

これは銀行員FPとしてはある程度仕方のない事かもしれません。

少し銀行という組織について触れたいと思います。

銀行という組織

銀行という組織は、ある意味でクローズドな組織であると言えます。

沢山のお客様と接点を持つ事ができますが、それはあくまで仕事上での話。自らの意思がなければプライベートでお客様とお付き合いするということは少ないです。

むしろ毎月の飲み会から始まり、各期末の慰労会、忘年会、新年会、歓送迎会など、会社の人と飲む機会ばかりで普通に働いていると全然他業種の人と交流する機会はありません。

会社の人間の人との付き合いばかりになってしまう点で、クローズドな組織だと思います。

そして普通に働いていくとそのまま組織の色に染まっていってしまいます。

常日頃に話す会話が物語っています。

・自分の支店の業績のこと

・自分や他の人の営業成績のこと

・過剰なノルマに対する愚痴笑

・他の行員の話題

飲み会の話は7割がた上記の内容でしょう。

そうすると自分の意識って自然と、会社に向かっていってしまうんですよね。

僕自身がそうでした。入社して4年目くらいまでは正に直属の上司、ひいては支店の業績のために必死で働いていました。

「業績評価のために◯◯しなければいけない」

「上司の期待に応えなければいけない」

「自分の成績を上げるためにはどうしたらいいか」

「目標を達成するためにはどのお客様に提案すればいいか」

こんなことばかり考えて働いていましたね。

そして達成すると上司は褒めてくれますし、評価もしてくれます。

上司からの信頼を得ることは思いの外気持ちがいいものです。そうしてどんどん、自分中心、会社中心の思考になっていってしまいまいした。

今振り返ってみると、そこには「お客様中心」は存在していなかったと思います。

あったとしてもそれは建前であり、もしくは自分自身を前進させるための「誤魔化し」でした。

※あくまで僕自身の経験です。そうでない銀行員もいるとは思います。圧倒的に少数でしょうけど。

そんな世界の中で「顧客第一」のFPとして働くことは正直至難の業です。

そもそも、銀行で扱っている商品自体に問題がある点が多いですからね。

商品自体がすでにお客様第一ではない

銀行では色々な商品を扱っています。

事業性融資や個人ローン、年金、保険、投資信託など多種多様の商品を扱います。

商品自体は、お客様の課題解決のために役立つものばかりです。

その点で言えば、銀行の営業は恵まれていると思います。

販売して迷惑な商品はあまりないですから。

でも、ご案内できる商品がお客様にとってベストかと言えば、実際そうではないんですよね。

本当は自分の銀行に扱っていない商品の方が全然優れている

これは銀行員FPには本当によくある話です。

しっかりと勉強する人ほど感じることでしょう。

本ブログでもオススメしていて、僕自身も大好きなイデコなんか正にその一例です。

銀行では大した管理をしないにも関わらず、200円〜400円の口座管理手数料を徴求します。

しかも揃えている商品ラインナップも正直魅力のない商品ばかり。

「イデコやるならネット証券の方がいいですよ」

と心では思いながら、自分のノルマ達成のためにお客様へ商品を売っています。

毎月の出費が厳しく保険の見直しを依頼されたケースでも、本来であれば「県民共済」や「こくみん共済」といった非常に割安な保険を提案してあげたいけれど、銀行で扱っている商品でしか提案しない。

僕の実力不足もあるかもしれませんが、銀行員FPは基本「自分中心」「会社中心」に働かざるを得ない状況なのです。

もし僕が個人的にお金についての相談をするとしたら、まず銀行員FPには相談したくないですね笑

自分にとって最善の方法を提案してくれる可能性が圧倒的に低いですから。

なので、もし仮に本当に顧客中心のFPになりたいと思うなら方法は一つ、「独立」しかないと思います。

真のFPになるためには独立するしかない

本記事の結論です。

もし僕自身が真のFPになるには「独立」しかないです。

銀行員のままでは本当にお客様の立場に立った提案はできないからです。

「独立系のFP」になればいいんじゃないの?

と思う方もいるかもしれません。

独立系のFPというのは、FP事務所とかが一例ですけれど、多くの独立系FPは特定の保険会社と提携をしており、保険料の販売手数料収入というフィービジネスが主力です。

なので、よく相談無料!とか言っていますけど実はカラクリがありまして…

相談無料で来てくれたお客様に自分の売りたい商品を売って高い手数料をもらっているんですよね。

やっぱり「お客様中心」ではないんですよ。

なので結論はやはり独立しかないなと。

ちなみに、お客様の立場に立てる真のFPを「独立FP」とか「リアル・ファイナンシャル・プランナー」と呼ぶそうですね。

でも僕自身が「独立FP」「リアル・ファイナンシャル・プランナー」を目指すかどうかは別問題です笑

僕はお金の専門家にはなりたいと思っていますが、それを仕事にしたいのか正直わからないからです。

そもそも個人のお金の問題は個人が解決する

という前提が僕の中にはあるので。

そういう意味では、僕は僕自身のためのFPになりたいです。

個人のFP=パーソナル・ファイナンシャル・プランナーとでも命名しましょうか。

そもそも自分自身のお金の課題を解決できない人が、他人のお金の状況どうこう言えませんからね。

まずは、自分自身の課題と理想を実現するために日々勉強し、得た知識や感じたことを本ブログで発信していきたいと思っています。

そして本ブログの読者が何かしらの気づきを得て、自分自身で課題を解決する

正にそれが僕の目指す「パーソナル・ファイナンシャル・プランナー」の姿なのかもしれない

と、カッコつけて余韻を残す感じで本記事は終わりです笑

 

最後までお付き合いいただきた方、本当にありがとうございました。