こんにちは。FP1級含め全ての資格試験に一発合格しているアトフジです。
自慢じゃありませんが、銀行入って受けてきた資格試験、おかげさまで全て一発合格しています。
【銀行に入って受けた試験】
・証券外務員二種
・証券外務員一種
・税務3級
・財務3級
・法務3級
・法人営業力強化(中小企業支援コース)
・FP2級(個人資産相談業務)
・FP2級(生保顧客資産相談業務)
・FP2級(中小事業主資産相談業務)
・FP1級(個人資産相談業務)
FP1級以外はそんなに難しい資格ではないので大した事ないと言えばそれまでですが…
恐らく人よりも短い勉強時間で受かっている自信があります。
FP1級だけは実技試験含めるとトータル4ヶ月程勉強しましたが、他の試験においては1ヶ月以上勉強した試験はなかったです。
少ない時間で最大の成果をあげる
つまらない試験勉強こそ、これが出来れば最高ですよね!
ちなみに僕は決して頭がいい訳ではありません。大学も名の通った大学ではなく、偏差値54程度だったので多分中の中くらいの人間です。
IQサプリとかもIQ100の問題が解けて得意げになってしまう、ごく平均的な一般男性と思っていただければ笑
そんな僕が実践している「試験を一発で合格する勉強方法」を今回はお伝えします。
※本記事の試験勉強方法は、自分の業務と関係している試験の場合に活用できます。全く畑が違う分野への資格試験の場合にはおそらく通用しないと思うのでご了承ください。
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気になるところだけ読みたい方
FP1級はじめ全ての試験に一発合格した僕の勉強方法
まず始めにご紹介するとは、僕が常に意識している「知識の習得曲線」です。
【知識の習得曲線】
ちなみに最初に断っておきますが、この曲線は僕が考案した曲線ですので科学的根拠はありません。
しかし、今までの試験勉強を通して間違いなくこの曲線は通用すると確信しています。
FP1級試験でも通用しましたから!
上図を見ていただくと分かりますが、知識の習得量は勉強時間に比例して増える訳ではありません。
最初は勉強時間に対して、伸びは緩やか…むしろ低調で推移します。
そして試験勉強の終盤に差し掛かり「二次方程式のように急激に増加」していき一気に合格ラインを突破する。
これが僕が提唱する「知識の習得曲線」です。
この曲線を活用するのに大切なことは
自分の知識量が合格ラインに対してどの程度の場所にいるのか意識しながら勉強するということです!
この説明だと全くわからないと思うので、順を追って説明します。
まず最初のステップからお話します。
最初のステップ:合格までの必要勉強時間想定
最初のステップでは、受験する試験に対してどれだけ勉強時間が必要かを決定します。
これ多分一番大事なところです。
なかなか試験に合格できない原因はただ一つです。
「合格ライン」に知識量が到達する前に試験を受けてしまっている
ただこれだけの理由です。
合格ラインに達していないので、落ちてしまうのは仕方ないことです。
よく1点や2点足りずに落ちている人がいますが、その人達はまだ合格ラインに到達していない状況で試験を受けてしまっているのです。
これだけお伝えすると「合格ラインの知識量がそもそも分からない…」というご意見があると思います。
大丈夫です。僕の中では大体の合格ラインが定めれれています!
過去問3年分を解いて一度も落ちない、かつ得点が7割程度
これが僕の考える合格ラインです!
したがって、僕の勉強のゴールはこのレベルに到達することです。
高すぎると思うかもしれませんが、僕のこれから紹介する方法を確実に実践すれば難しい話ではありません。
繰り返しますが、最初のステップは自分の知識量が合格ラインに到達するまでに必要とする時間を想定することから始めます。
「いやでも、そんなのやってみないと分かんないじゃん」と間違いなく思うはずです笑
確かにそうなのですが、僕の場合は想定精度を高めるために、勉強期間を4つのフェーズに分けて考えています。
【勉強期間の4つのフェーズ】
知識量の順から第1〜第4と大まかに分かれています。
各フェーズごとで横幅が違いますが、これは各フェーズにかける時間の目安だと思っていただければ。
大事な事はこの図が何を表しているかという事です。
この図が表しているものは、各フェーズで到達すべき知識量を表しています!
第1フェーズでは知識量が全然増えませんよね?
これはつまり「最初のうちからいきなり知識量を高める勉強をしない」とうことを意味します。
具体的には「テキストを一字一句読んで必死に覚える」といった作業はこの場ではしないという事。
第2フェーズでは着実に知識量を増やしていき、第3フェーズで合格ラインまで知識量を押し上げる、そして第4フェーズに入った状態で試験を受ける。
これが僕が考える試験を受けるまでの道のりです!
そして、この各フェーズにどれだけの時間が掛かるかを想定する事で、「合格までの必要勉強時間」を決定します。
では各フェーズ毎の勉強方法を詳しく説明します。
第1フェーズ:知識を吸収する土台をつくる
まずは知識を吸収するための土台作りです。
小学校の頃にやった、植物栽培を思い出してください。まずはしっかりと土を耕して目が育ちやすくしましたよね?
それと同じイメージです。
【具体的に行う勉強】
- 問題集をさらっと1周読む
僕の勉強法は最初から問題を読んでいきます。
これは社会人になってからの試験勉強では鉄板の方法です。
なぜなら基本的に資格試験というものは過去問の類似問題が6割〜7割くらい出題されるからです。
難しい資格、例えば税理士や社会保険労務士だと話は全く違いますが…大抵の資格試験は過去問をベースに作られていると言っても過言ではありません。
そして問題集というのは過去問をベースに作成されているので、試験対策として問題集から手をつけるのは効率的かつゴールへの最短距離と言えるでしょう。
そして大事な点が一つ。
第1フェーズでは知識の習得に注力はしません。
「問題を1問1問丁寧に読んで全てを覚えてやる!」
なんて意気込んでも時間が足りません。
なぜなら人間は忘れるようにできているからです。
どんなに丁寧にやっても3日もすれば8割型忘れています。
エビングハウスの忘却曲線というやつですね!
なので、第1フェーズでは忘れることを前提に、さらっと一周問題を読んでいきます。解くのではなく「読む」のです。
まず問題を読みます。
大抵の試験は4択か5択の選択問題ですが、選択文章は読まずにまず答えを見ます。
なぜなら、ほぼ100%分からない状態なのに選択肢読んでも意味ないからです笑
答えを確認したら後は解説を読みます。選択肢ではありません!
解説は「ふーん」程度で構わないのでサッと読み終えます。
そして解説を読んで初めて「選択肢」を読むのです。
ここで大事な事は、解説を読んだ上で「間違っている選択肢は何が間違っているのか」を意識する事です。
これをやるだけで、一気に理解度が上がります!
この一連の流れを「覚える」のではなく「読む」という意識でやっていき、とにかく問題周を一回読みます。
問題文→回答→解説→選択肢
こうすることで、まず試験範囲の全体像を掴める事ができます。
全体像を掴むメリットとしては、試験内容のボリューム感が掴めるので勉強スケジュールの見直しが可能となる点です。
予想以上に多かったら、この段階で計画を練り直します。
この作業、僕はだいたい5日間を目処に終わらせます。長くても1週間程度です。
スピード感が大事です。
このようにして問題集を1周読み終え「知識を吸収するための土台作り」が出来上がったら、第2フェーズに入っていきます。
第2フェーズ:土台の上に知識を積み上げていく
第2フェーズでは、第1フェーズで使用した問題集をもう一度やっています。
第1フェーズとの違いは、実際に問題を「解く」ということ。
【具体的に行う勉強】
- 問題集を解く(2周目)
問題文を読んで、選択肢を選び、正誤を確認します。
※選択肢を10問20問選んだ後、まとめて答え合わせをする人もいますが、効率面から考えれば絶対にすぐ解説を読んだ方がいいです。
そして正誤に関係なく、解説を丁寧に読んできます。
答えだけでなく、他の選択肢の内容も覚えるつもりで解説を読んでください。
おそらく、この第2フェーズ一番大変で時間がかかるフェーズです!
「あまり時間かけると忘れてしませんか?」と疑問に思うかもしれません。
確かに忘れてしまうこともありますが、ここで第1フェーズが活きてきます。
一度読んでいるので、第2フェーズでは「問題を解く」と同時に「復習」している状態です。
物事を覚えるのに一番効果的なのは「復習」ですよね?
第1フェーズを踏んでいることで、いきなり問題を解くよりは忘れにくくなっているはずなので、自分を信じて一問一問解いていきましょう。
もし、テキストを持っているなら必要に応じて分からない単語を勉強するのもいいと思います。
この段階でもテキストはあくまで補助的に使うといいでしょう。
問題量にもよりますが、2
週間弱で一周できればいいと思います。
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第3フェーズ:落っこちている知識を積み直す
第2フェーズでテキストを1周やったら、もう1周問題を解きます!
つまり各フェーズ問題集1周ということですね笑
第3フェーズはそれこそ「復習」という意識で問題を解いてください。
解説については覚えている内容は流し読みで、理解が薄い点を重点的に読みましょう。
そしてこの時に大事な作業が1つあります。
それはこのフェーズで間違えた問題にチェックをつけておくという事。
この作業はめちゃくちゃ大事です。
なぜかというと、このフェーズでは第1フェーズがら合わせると問題を読むのは3回目。
3回目で間違えるという事は、明らかに自分にとって覚えにくいポイントだからです。
人間は不思議なもので、覚えやすい項目は一回ですぐ覚えられるので、間違えるポイントは何回も間違えます。
なのでこのタイミングで自分の苦手問題を把握しておきましょう。
そうして1周した後、今度は間違えた問題だけ解きます。
忘れてしまっている知識を再度拾い上げる感じです。
この作業はそこまで時間をかける必要はないです。
自分が前回間違えた理由を再度確認しながら解いていってください。ちなみにこの段階で間違えた問題は2回目のチェックをしておきましょう。
目的は、試験直前で見返すためです。
【具体的に行う勉強】
- 問題集を解く(3周目)
- 間違えた問題をもう一度解く
だいたいここまでやれば、知識量的には合格ラインに到達するはずです。
この状況で試験を受けると合格可能性は5割程度だと思います。運が良ければ受かりますし、悪ければ落ちる状態ですね。
実際試験に今一歩で落ちる人は、この段階にいて落ちているケースがほとんどでしょう。
この状況から合格率を限りなく100%に近ずけるために第4フェーズがあります。
第4フェーズ:知識を崩れないように固める
最終フェーズです。
このフェーズでする事は2つ。
【具体的に行う勉強】
- 過去問3年分を解く
- 過去問で間違えた分野を問題集で解き直す
問題集を3周やって初めて「過去問」を解きます。
理由は2つあります。
まず一つ目は、自分自身の知識量が合格ラインに到達しているのかを確認するため
過去問3年分を解いて一度も落ちない、かつ得点が7割弱
上記の合格ラインを満たしているか確認するわけです。
そして2つ目は、問題集の復習を過去問で行うため
問題集は過去問をベースに作られていますから、最初に問題集をやった後で過去問を解けば、過去問を解きながら問題集の復習もできるため一石二鳥です!
過去問やりながらさらに記憶を定着させるイメージですね。
当然間違える問題もありますが、その問題は自分の苦手なポイントかもしくは一度覚えたけど忘れてしまったポイントです。
問題集を3回やっていれば、全く初見の問題は少ないと思います。
なので、間違えた問題の分野をも一度問題集を解いて記憶を固めましょう。
「結局問題集4周くらいやってるじゃん!」と思うかもしれませんが、事実です笑
問題集を数多く繰り返した方が試験合格の近道です!
しかも丁寧に2回より、1回だけ丁寧にやって3回はサラッとの方が間違いなくいいです。
「忘れた後に再度思い出して覚える」この繰り返しが記憶の定着を促しますので。
実際にやってみると分かりますが3周目、4周めになるとかなりのスピードで問題集が解けるので、そこまで苦にはなりませんよ!
以上、第4フェーズまで確実に行う事ができればほぼ100%受かると思います。
人によって差はあると思いますが、この4つフェーズを長くて1ヶ月掛けて実行します。
問題集の量が少なければ1週間で回す事もあります。証券外務員なんかは1週間しか勉強していません笑
ちなみに、FP1級でも同じ方法で勉強をしていました。ただしFP1級の場合は、試験問題における過去問の類似問題が4割程度と低いため、1ヶ月半はテキストを読み込む期間を設けましたが…
この4つのフェーズを意識した勉強をしていたことに間違いはありません。
ちなみにこの勉強方法で試験を受けた結果、だいたい70点〜80点くらいの点数が取れ試験に合格できました!
まとめ
まとめです。今回は全ての試験に一発合格している僕の勉強方法を紹介させていただきました。
もう一度勉強方法をまとめておきます。
【再喝】
第1〜第4フェーズごとに必要な勉強時間からトータルで必要な勉強時間を決定する
問題集を解いていきます(2周目)
1週目とは違い丁寧に解説を読んで「覚えていきます」
問題集を再度解きます(3週目)
間違えた問題をチェックしておき、3週目が終わった後に間違った問題だけもう一度解きます。
過去問3年間分を解きます。
過去問で間違えた分野を問題集でもう一度確認します。
ここまで勉強すれば間違いなく受かります!
なかなか試験に受からないという方は是非試してみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました。