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資産運用に正解はない。だから「怖い」と思うのは当たり前です

こんにちは。資産運用が趣味のアトフジです。

今回の記事は「これから資産運用を始めよう」「資産運用を始めたばかり」という方へ向けて、資産運用についての考え方をお伝えしたいと思います。

いきなり本題ですけど、資産運用は正直怖いと思ったことありませんか?

僕自身が過去に感じたことであり、おそらく初心者の方であれば誰でも思うことだと思います。

でもその「怖い」という思いは、至極当然で当たり前のことなので安心してください。

ちなみに僕は2015年から投資信託と株式投資を始めたので、投資歴4年ということになりますが、未だに「怖い」と感じます。

さすがに「下がったらどうしよう」「損したらどうしよう」と怯えることは昔に比べれが全然慣れましたが、新しい株を買う時とかはやはり少し「怖さ」があります。

自分の考えは間違っているかもしれない。高値掴みかもしれない。そんな思いを抱く訳ですね。

多分、どれだけ優れた成績を上げている方でも「怖い」という感情を持っていると思います。

そしてその恐怖により初心者の陥りやすい罠は「正解を求めすぎてしまう」という事です。

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資産運用に正解を求めると何も出来なくなります

正解を求めすぎると、本当に何も出来なくなります。

これは僕の経験談です。

株式投資での話なんですが、色々と投資手法を勉強した僕は最初は「割安株投資」とう方法を試みていました。

会社の価値に対して、相対的に株価が割安だと思える株に投資をする手法です。

会社の割安度を測る指標としてPERという指標がありまして、当時僕は「PERを使って適正株価を計算できれば絶対儲かる!」との考えからPERを使った株価算出にひたすら注力していました。

簡単な式で表すとこうなります。

適正株価 = 適正PER × EPS(一株あたりの純利益)

この適正PERを、1年前のPERや3年間の平均PERなど色々と調べて求めようとしていたんです。

結果15銘柄の候補が見つかりまして、自分の考えが正しいかどうか試すために「デモ口座」に全部登録をして3ヶ月間様子を見ることにしました。

その登録銘柄が残っていたので参考までに載せておきます。

SBI登録銘柄

なんと当時この15銘柄を全て購入してれば2年間で約62万儲かっていた結果に!

中には4倍以上になっている株もありますね。

でも悲しいことに僕はこれらの株は一株も買っていません笑

なぜなら、2年経った今だからこそプラスですけど、当時登録して3ヶ月経った時にはプラスの株とマイナスの株が半々くらいだったんです。

半々って正直勝率イマイチですよね?

結局、自分のPERを求める精度が信用出来ず、この割安株投資方では僕は株を買うことができませんでした。

 

この話で何が言いたいかというと、当時の僕は「株価の正解」を求めすぎていたということ。

株価の適正水準を予想すること自体は全然悪いことじゃないですし、むしろ必要なことだと思います。

ただ僕はあまりにも正解を求めてしまっていたので「間違ったらどうしよう」という思いが強くなってしまい、結果僕の行動を阻んでしまったのです。

なので、これから資産運用をしようを思っている方は「あまり正解を求めない方がいい」ということは強くお伝えしておきます。

そもそも資産運用に正解はないのですから。

あるのは無数の失敗と成功だけ

正解がない資産運用にあるのは「無数の失敗と成功」だけです。

これは間違いないです。

常に成功しつづけるなんてことはなく、失敗も必ずあります。

コイントスの裏表を当て続けることが出来ないのと同じです。

どれだけ適正PERを入念に予測しても、どれだけ企業分析しても、もしくは投資信託でどれだけ理想のポートフォリオを追求しようと、未来は誰にも分かりません。

成功する時もあるし、失敗する時もあります。

初心者の方は「失敗したくない」と思うかもしれませんが、成功の数と同じくらい失敗もあると考えれば、失敗して当然です。

持論にはなりますが、失敗するとかなり真剣に勉強するようになりますのである意味いいですよ笑

 

じゃあとりあえず深く考えずに始めればいいのか?

 

と思うかもしれませんが、それは半分は正解で半分は不正解です。

資産運用を始めようと思ったら、早く行動に移すことは大事です。

例えばSBI証券や楽天証券で口座作ったり、イデコの資料請求をしたり。

この作業は深く考える必要はありませんし、すぐにでも行うべきでしょう!

イデコでは最初の金融機関選びが重要ですが、株とか投資信託の場合はとりあえず「SBI証券」を選んでおけば損はないです。

ただ、その勢いで投資していいかというとそれは少し立ち止まった方がいいと僕は思います。

最初はとりあえず真似をする

何も勉強せずに投資をすると結構痛い目みる可能性が高いです。

僕はビギナーズラックがあって一番最初に買った「ワールド・リート・オープン」が数ヶ月で+20万になりましたが、そのあと調子に乗った結果79万円損しました笑

その話はこちらで紹介しています。

【失敗談】毎月分配金型の投資信託で車のローンを返済しようと試みた話。

このことがきっかけで真剣に勉強を始めまして、色んな投資方法の本を読み漁りました。

・インデック型ファンドを活用した積立投資

・ポートフォリオ理論

・割安株投資

・10倍株投資

・資産リッチ株投資 etc…

その中で出会った「新高値ブレイク投資術」という手法が僕には相性が良かったのか、実践してすぐに成果が上がりました。

それからはひたすらに、その手法が書かれた本を読んで「真似して」の繰り返し。

2018年にようやく79万円のマイナスを取り戻す事が出来ました。

なのでこれから資産運用を始めるという方は、まずはすでに実績を上げている人の手法を真似することをお勧めします。

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最終的に正解は自分で作ることになる

資産運用に正解はないので、どうすればいいか。

それは「最終的に正解は自分で作る」しかないと思います。

自分なりの手法」と言ってもいいですが、色々な投資方法に触れて真似していくうちに自分なりの基準が出来上がってきます。

僕が現在実践している資産運用は

・インデックス型ファンドの積立投資

 

・iDeCo

 

・新高値ブレイク術という株式投資

の3つです。

積立投資に関していえば、ベースとなっているのは「セゾン投信」の社長が書いた「投資信託はこの7本から買いなさい」とう本での考え方です。

その考え方に自分なりの基準も加えて運用商品を選んでいます。

 

新高値ブレイク術という投資方法も、銘柄選定の際には、過去に訓練した割安株投資や10倍株投資の知識を活用しています。

この自分なりの基準が正しいのかは判りません。

実際にうまく行くこともあるし、失敗も多いです。

ただその繰り返しの中で「自分なりの正解」が出来上がっていくのだと思います。

絶対的な正解ではなく、自分の考えと照らし合わせた正解というものです。

 

よく仕事でもPDCAって聞くと思いますが、それと同じですね。

投資のPDCA

P:投資手法を勉強し、自分の中に落とし込む

D:手法を元に具体的に購入する投資信託・銘柄を選ぶ

C:購入した結果、投資手法が上手くいったかどうかを評価する

A:自分の中に落とし込んだ手法に問題があれば改善していく

 

このPDCAの繰り返しをすることで「自分の中の正解」が出来あがっていくのです。

最後:ちょっと勇気だけあればいい

少し長くなってしまったのでこのあたりでまとめておきます。

僕の実体験から伝えたいことは以下の3つです。

「最初から資産運用に正解を求めすぎては何も出来ない」

 

「正解は運用をしながら自分で作っていくもの」

 

「失敗したら修正すればいい」

 

初心者の方は「資産運用は怖い」という気持ちがあるかもしれませんが、それは当然のことです。

怖いがために、なかなか一歩踏み出せないとは思いますが、きっとこの記事をここまで読んでいただいたということは「資産運用をしたい」という気持ちがあるからでしょう。

そんなあなたに必要なモノ。

それは「怖い」を乗り越える「ちょっとの勇気だけ」です。

ぜひ勇気を出して資産運用の世界に足を踏み入れてみてください!

きっと思っていたよりも怖くないですから。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!