こんにちは。FP1級でアトフジと申します。
イデコで資産形成を図りつつFXで資産運用実践中の個人投資家でもあります。
資産形成をする上で、個人的な意見としてイデコは素晴らしい制度だと思います。
特に節税効果!
節税効果に魅力を感じてイデコを始めた方は多いと思います。
僕もその内の一人。
でも、加入して約2年経過して思ったことがあります。
「住民税の節税効果、分かりにくい!!」
なんというか…節税されてる感なくないですか?笑
そうなんです。所得税は源泉徴収で「ドン」と返ってくるんで「おぉ…!」ってなるんですが、住民税は返ってくのではなく毎月の支払う金額が「減る」方なので節税効果感じにくいんですよね。
まぁ、昨年の給与明細の住民税と比較すれば少しは感じるかもしれませんが。
そもそも住民税は前年6月〜当年の5月までの年収で当年度の住民税額が決まってきます。
アトフジ
例えば平成31年度の住民税額は、平成30年6月〜平成31年5月までの所得金額によって決まってきます!
天引きされる住民税の金額が変わるタイミングは平成31年6月以降です。
つまり給料自体が増えてる場合、イデコで節税されたとしても前年と変わらないなんて事も起こるわけです。
なのでイデコによる住民税の節税効果を考える場合は
「本来払うべき住民税がイデコによって〇〇円減っている」
と考えた方が節税効果を意識できるのではないでしょうか。
本記事では、上記の考えを踏まえながら僕が考えた「節税効果を無駄にせず有効活用する方法」を紹介します。
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気になるところだけ読みたい方
住民税の節税効果、無駄にしてませんか?
僕は無駄にしていました笑
そもそも「なんか手取り増えた気もするけど…残業代?」くらいにしか節税効果を意識していなかったので、増えた手取りは普通に飲食代とかコンビニ代に消えていましたね。
減ったとしても月数千円
イデコによる住民税の節税効果は、一般的な会社員なら最大2,300円。公務員や企業年金加入者は最大1,200円程度です。
【雇用形態別の節税効果】
雇用形態 | 節税効果 |
会社員 | 最大2,300円/月 |
公務員 | 最大1,200円/月 |
企業年金のある会社員 | 最大1,200円/月 |
自営業者 | 最大6,800円/月 |
考えてみてくだいさい。月数千円ってすぐ使ってしまいませんか?
お昼代、コンビニのコーヒー代、本や雑誌…
多分無意識に無くなってしまう金額です。
でも年間で考えらた1万円以上の効果なんですよね。
ちなみに仮に30年で考えた場合は下表の金額になります!
雇用形態 | 節税効果(30年間) |
会社員 | 最大82.8万円 |
公務員 | 最大43.2万円 |
企業年金のある会社員 | 最大43.2万円 |
自営業者 | 最大244.8万円 |
結構大きい金額じゃないですか?
自営業の方なんか244万円も減るんです。
でもこの金額、意識していなければほぼ100%の確率で30年後には手元にないでしょう笑
そこで思いついた方法がこちら。
浮いた分で投資信託を購入
普通に貯金してもいいですが、月1,200円貯金しても面白いくないです。
そこで考えついた方法が「浮いた分で投資信託を購入」する方法です。
今や投資信託は100円から購入できる時代。
今僕が支払っている住民税は、イデコによる節税後の住民税。
元々支払っていた住民税を投資信託に移すだけと考えれば別に損はしていません。
もし仮に30年間、年利5%で運用できたと仮定すると下表になります。
雇用形態 | 節税効果(30年間) | 運用した場合 |
会社員 | 最大82.8万円 | 約94万円 |
公務員 | 最大43.2万円 | 約79万円 |
会社員(企年あり) | 最大43.2万円 | 約79万円 |
自営業者 | 最大244.8万円 | 約448万円 |
データ:Keisan生活や実務で役立つ計算サイト|積立計算より作成
※20.315%の税引後の金額
思ったより影響力のある金額になっていませんか?笑
実は、まだ僕自身も実行に移せていません。
これから投資信託の商品選びするところです!
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少額だからアクティブ型ファンド購入もいい
投資信託、本数が非常に多いため何を買おうか迷いますね。
無難に考えれば「低コストのインデックス型ファンドにコツコツ投資」が選択肢としてあると思います。
分散の意味も考えてイデコで購入していないカテゴリを購入するのもいいかもしれません。
僕の場合は不動産や新興国株式は買っていないので、購入してもいい気がします。
逆に月数千円であることを考えれば、リスクを取ってアクティブ型ファンドの投資信託を購入してみるのも面白いですね。
でも結局のところ僕が選ぶのはS&P500かNYダウに連動するインデックス型投信だと思います笑
理由についてはこちらの記事で触れています。
参考:【イデコ】楽天証券のおすすめ商品2019年|FPが実際に選んだ2つの商品は?
【参考記事】
もし投資信託の選び方がわからないという方はこちらの記事もおすすめ!
参考:「買ってはいけない投資信託」を判断する4つの基準【初心者向け】
アクティブ型ファンドに興味のある方はこちら。
参考:優秀なアクティブ型ファンドはどうやって見分ける!?判断基準は5つです。
資産を買うのがお金持ちへの道
常々、僕はお金持ちになりたいと思っています笑
金の亡者ではなく現実的に考えて。
だってお金があれば欲しいものは買えるし、ちょっと高い旅行も気兼ねなく行けるじゃないですか!
お金持ちになったら金銭感覚のステージが変わるから、実際対して変わらないって意見もありますが、それはお金持ちの人だから言えること。
なっていない僕は、とりあずなってみたいんです!笑
そんな僕がお金持ちになる方法は2つ。
①:サラリーマンを脱して個人で稼ぎまくる
②:資産を買い続ける
①は今やってますが、多分難易度高いです。
②の「資産を買い続ける」なら今の僕でもできます。
資産っていうのは、具体的に言えば「お金を生むモノ」
分かりやすい資産をあげるとしたら不動産です。
不動産から得られる家賃収入こそ、皆が憧れる不労所得の代表格でしょう!
他にも、株式や高金利の債券もそうでしょう。
こういったお金を生む資産を購入し続けることで、資産がお金を生むサイクルが流れ始めます。
資産買う→お金生む→資産買う→さらにお金生む…
そしてこの資産による所得=金融所得が給料所得を上回わった時、僕はお金持ちの世界へ一歩足を踏み入れる事ができるのだと思っています。
投資信託も立派な資産の一つ。
お金持ちになる一歩とて、浮いた住民税分で資産を買ってみることにします!
終始個人的な考えを述べさせていだきましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。